2009年10月10日

コルドン日記〜Pigionに挑戦!〜

世間様は今日から三連休ですが、
私はフレンチ修行のために代官山へ・・・・・・★


本日のお題は「鳩」。

「鳩」って言っても、公園や駅にいる鳩ではありませんよ〜(笑)

ちゃんと食用に飼育されたものがフランスから直輸入されてきます。

でもこの鳩ちゃん、頭もついていれば、内臓も全部入ったまんま!がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)

つまり生きていないというだけで、原型をそのままとどめているのです
(もっとリアルに語りたいけれど、やめておきますね・・・・・・苦笑!)

今日はその鳩を二羽さばかなくてはなりません。。。

毛がついたままの頭は、
キッチンペーパーで隠して見ないようにしてバシッと包丁で切り落とし、
そのままゴミ箱へ。

内臓は指を使ってきれいにかき出します。

自分の指が血で真っ赤になって、まるで外科医になった気分・・・ふらふらふらふらふらふら

タコ糸で縛って形を整えてから、
フライパン&オーブンで焼いたものを、
更に煮ていく「サルミ」という調理方法です。

鳩って中国やエジプトで食べることは知っていたけれど、
フランスでも食べるのね〜。

私たち日本人は鳩を見かけると、
「平和の象徴ね・・・」と思いますが、
鳩を食用とする国の人達は「おいしそ〜」と思うそう・・・。

所変われば・・・・・・ですネ!(笑)

教えて下さったフランス人シェフ(日本のフランス料理界のドンのような方です!)曰く
「肉の中で鳩が一番旨みがあって、美味しいんだよ。
ボクはお店で鳩があったら、必ず鳩を頼むよ。
レアーで食べるのが好きなんだ」


また別のフランス人シェフ(こちらは身長が2m近くあるイケメン♪)は、
「鳩は鉄分が豊富で体にいいよ。でもあんまり食べ過ぎると結石になるから注意してね」とのこと。

私は生臭くて、癖がありそうな鳩は、
フレンチレストランでもあえて選びませんので、
鳩を食べた経験は過去に一度ぐらいしかありません。。。

もちろん自分で鳩を料理するのも初めての経験です!

さて、人生2度目の鳩のお味は・・・・・・?

鴨や鶉よりももう少し癖があって、レバーに近いって感じでしょうか?

でも、思っていたよりもずっと食べやすかったです。

鉄分が多いのは納得!  

旨みがあるって表現も分かる気がしました☆

そして、この鳩、いいこともあったんです!

というのは、実はこの2週間ほど原因不明のめまいに悩まされていたのです。。。

洗濯物を干すためにちょっと上を見るとクラクラ、
ソファに座って新聞を読んでいて3mほど向こうのテレビに目を移すとクラクラ・・・
と言った感じで不快だったのですが、
「そのうちに治るでしょう・・・」と、なるべく気にしないようにしていました。

毎日鉄分をきちんと取っているので、
目眩の原因は貧血ではないと思い込んでいたのですが、
鉄分たっぷりの鳩を食べたお陰か(!?)、目眩が嘘のように治ってしまったのです!

これには本当にビックリ〜♪

「これからは冷凍庫に鳩を常備しておいて、
貧血&目眩予防のために、
一ヶ月に一度ぐらいは鳩を調理して食べようかしら?」
と思っています。

貧血でお困りの方がいらっしゃいましたら、ご一緒にいかがですか?

「貧血予防の鳩料理のレッスン♪」承りますよ!

もちろん、頭も内臓も処理した状態でご用意しておきますので、
どうぞご心配なく〜♪

コチラのお写真(↓)は、昨春パリのビストロで頂いた「鴨のコンフィ」。

2008_0316料理0015.JPG

鳩料理のお写真がちょっと見つからないので、
鳥繋がりということで、しばらくの間、代役を務めてもらうことに致しました★


*昨秋から通い始めた「コルドンブルー」でのフランス料理修業も、折り返し地点に来ました♪
変わった食材や面白いエピソードがあったら、コチラにもアップしていきますネ!


posted by いづみ at 21:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コルドン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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